【障害者の転職】「採用したい!」と思わせる面接のコツ3つ

 

コツ1 障害について説明することができる

障害者の方が転職する際に成功するためには、面接官に「採用したい」と思わせられることが大切です。
そのコツのひとつが自身の障害に関することで、面接官に障害の内容をしっかり説明するように心掛けてください。

障害についての内容ですが、自身の障害について自分の言葉できちんと伝えることができないと、その後のステップに進むことが難しくなるかもしれません。

たとえ次のステップに進むことができたとしても、2次面接で落とされる可能性があります。

 

障害の内容や頻度は正直に伝える

採用する企業側にとって、障害の内容や程度などの情報は、最も知りたい把握しておきたい事項のひとつだからです。

障害の状態が分からないと、「どのような仕事ができるのか」、「周りの人に迷惑をかけずにできるのか」、「長く続けていけるのか」など、快適に仕事ができるような環境作りを行うことができなくなります。

自らの障害のことを会社側に伝えることが大切ですが、障害のことについて相手方にきちんと伝えられるということ自体、自身の障害と客観的に向き合えることを意味しているのです。

 

配慮して欲しいことも伝える

入社した後、様々な部署、例えばチームメンバーを始め、人事や総務担当者などのメンバーたちとコミュニケーションを取りながら、期待される成果を上げてくれる期待が高まります。

実際の面接では、これまでの通院状況や主治医から注意されていること、さらにこれから就業する際に気をつけてもらいたいことや配慮して欲しいことなどを、採用担当の面接官にしっかり伝えることはとても大切なことであり、それが業務の効率化にも繋がっていくことになります。

大切な面接を突破するためにも、心得ておくといいでしょう。

 

コツ2 身だしなみ・しぐさがきちんとしている

面接では志望動機なども大切ですが、その他のことにも注意が必要です。
それが身だしなみ等です。

最低限の身だしなみやしぐさがきちんとできているかも、評価のポイントになります。
面接の時間は会社によって異なりますが、採用担当の面接官は大体30分から1時間程度かかる面接の中で、しっかり観察しているのです。

面接室に入ってくるところから、その後のしぐさや立ち居振る舞いなど、具体的には話し方や姿勢、表情や態度など様々なものがあります。

それら全ての点を観察しており、全体的に好感が持てる人であるかを判断します。
採用希望の会社の面接を受けるわけですので、当然服装などの身だしなみはきちんとしていると思います。

 

身だしなみを見られるのは健常者と共通

ただ、中には身だしなみが悪い人もおり、それが最終結果に大きな影響を与えることもあるのです。

もし服装や着衣などの身だしなみが整っていなかったら、面接官はどのように感じるでしょうか。
「この人は社会人としての自覚がない」、「きちんとした振る舞いができていない」など、社員としては失格と見られてしまう可能性があります。

きちんと身だしなみを整えるなど、清潔な感じで面接を受けることで、採用担当の面接官に対して自立している印象を与えることができ、入社してもしっかり仕事ができるという印象を与えることができます。

 

失敗しても動じない

面接の際に、受け答えに失敗することもあるかもしれません。
緊張のあまりに言葉が出てこなかったり詰まったりして、表情がこわばってしまうこともあるでしょう。

これは健常者の場合でもよくありますが、誰でも失敗はありますので、その後の対応をしっかり行うことが大切です。

失敗してしまったら、一言「すいません」と伝えるようにしてください。
面接官はきちんと理解してくれるはずです。

 

コツ3 前職の退職理由を説明できる

障害者の方が希望する会社の面接を受けるときには、前職を退職した理由をきちんと説明することが大切です。

退職理由については、次の会社ではどういうことをしたいのか、あるいは何を求めて転職を決意したのかといったことを明確にする必要があり、そのときにはポジティブな内容で説明すると、面接官に良い印象を与えることができます。

退職理由のポイントのひとつに挙げられるのが、「本当のこと言う」ということです。
面接官に良い印象を与えたいために嘘の理由を作る人もいますが、そういうことは後で発覚することがあります。

 

転職理由は正直に

転職理由を答えるときには、嘘をつく必要はありません。

希望する会社への転職を志したということは、前職に何かしらの不満などが存在していたことでもあり、採用担当の面接官は十分に理解しています。

当然ですが、言い方や伝え方に注意する必要はありますが、転職を希望した理由は嘘をつかずに本当のことを答えるようにしてください。

嘘の理由が高く評価され、たとえ内定を得ることができたとしても、実際の理由に該当するような状況がたまたま起こった場合は退職を余儀なくされることもあるのです。

 

面接では伝える範囲を事前に決めておく

そして面接では、言わないことを最初に決めておくと良いでしょう。

会社を辞めた理由を述べる際に、全てを説明する必要はありません。

転職の理由については、希望した会社へ転職することで解決できることに限定する方がいいでしょう。

例えば、応募した企業においても想定されることや、ただ単に漠然と感じていたようなこと、不満や心配事などは避けた方が無難です。

会社側はそのような回答を求めていませんし、たとえ言ったとしてもあまり評価されることはないでしょう。

当日は言わないことをまとめておくといいと思います。

まとめ

障害者の転職面接では色々と注意しておきたい点があり、会社が採用したいと思わせるコツを紹介しました。

「障害について説明することができる」、「身だしなみやしぐさがきちんとしている」、「前職の退職理由を説明できる」など、どれも大切なことですので、面接を受ける前に今一度確認しておきましょう。

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