【身体障害者の就職】身体障害者にお勧めの業界

・卸売業・小売業

◆障害者の就職先としての卸売業・小売業
障害者が働きやすい職場のひとつとしては、卸売業・小売業が挙げられます。
これらは主に作業職と言われており、スーパーや販売店、あるいは企業などで取り扱う食品や商品を製造・加工したりする職業です。
食品工場などで食品の加工や梱包をする業務なども、この卸売業・小売業にあたります。
軽作業も多いことから、障害を持っている方にとっては働きやすい環境が揃っていることも、職業が人気を呼ぶ要因のひとつと言えるでしょう。

◆卸売業・小売業の仕事とは
卸売業・小売業では、主にルーティーンワークの多い仕事が行われています。
特に障害者の方の中には、健常者よりも集中する能力が高い方が大勢いて、繰り返しの作業が他の方よりも上手くできるケースが多いことが挙げられます。
仕事の効率が上がることもあり、企業側としてもルーティンワークを行う際には、障害を持った方の手が求められるケースが多いのです。
繰り返しの軽作業以外にも、工場内の清掃などの業務を募集していることもあります。

◆卸売業・小売業の仕事を選ぶとき
卸売業・小売業の仕事としては、主にルーティーンの仕事が多く見られます。
そのため集中力のある方は、卸売業・小売業に向いていると言えるでしょう。
反対に集中力が続きにくい方にとっては、業務内容が苦痛に感じることもあるため気を付けましょう。
もし自分に繰り返しの軽作業の適正があるか分からないというときには、卸売業・小売業などの働き手を募集している企業では、基本的にインターンシップや事前の実習が行われることがありますので、そちらに参加をして試してみることをお勧めします。
就職先を探す場合の事前のインターンシップはもちろん、就職後も実習が行われ、継続して働けるようにサポートされることもあるでしょう。

・医療・福祉

◆医療・福祉関連の仕事
全ての職業が該当するわけではありませんが、資格を取得できる業種が多いこともあり、医療・福祉関連の仕事は傷害を持った方からも人気が高くなっています。
それぞれの職業に就くためには、事前に資格を取得する必要があります。
ただ中には、実際に現場で働きながら資格の取得を目指すことができることもあるのです。

①社会福祉士
社会福祉士には、精神保健福祉士・介護福祉士・保育士が含まれていて、いずれも国家資格になります。
資格を取得することによって就職することができる職業の幅を広げることができ、医療・福祉系の資格の中でも人気の高い資格と言えるでしょう。

②児童指導員
児童指導員は、名称の通りで児童に関する資格になります。
この資格を取得することで、児童福祉施設などで18歳以下の子供たちに対して、適切な養育を行う業務などに就くことができます。

③公認心理師
公認心理師は、臨床心理士と似た内容を持つ資格です。
主に医療現場などで児童、障害者や高齢者など、悩みを抱えている方に対して寄り添い、相談に乗ることが主な業務になります。

④精神保健福祉士
精神保健福祉士は、精神障害者と接する方のための国家資格になります。
精神保障害者や、その家族に対して支援を行ったり、相談に乗ったりなど、適切なケアを行うことが求められる職業に就くためには有利に働きます。
社会福祉士と似た業務を行うことがありますが、肉体面よりも精神面を主にサポートするための資格です。

⑤臨床発達心理士
臨床発達心理士は、一般社団法人臨床発達心理士認定運営機構が認定している民間の資格になります。
こちらも主に精神に関わることが多い仕事になり、発達障害の方や過去に虐待を受けたことがある方などの、心のケアを行っていく業務に就くことができます。

・サービス業

◆一般的なサービス業
一般的にサービス業とは、接客を含めた販売業などの業務を指しています。
こういった仕事に一般の企業が障害者の方を雇用しているケースは、残念ながら少なめと言えるでしょう。
これは特にスーパーや飲食店での業務に関しては仕事内容が多岐にわたっており、障害者にとって負担が多くなり、働きにくいことが原因として挙げられます。
反対に販売物の種類が少ない小さなお店に関しては、障害者の方を雇っているケースが見られます。
基本的には対人スキルが求められるケースが多くなりますので、人と接することがあまり得意ではない方は、こういった職場では働きにくく感じるかもしれません。

◆大手企業とサービス業
大手企業の中には、サービス業への従事者として障害者を雇用しているケースが多く見られます。
中には、雇用している社員の50%以上が障害者で構成されているケースもあるのです。
そのような企業の場合は、積極的に障害者を雇用していることからも、障害者の方に対するサポートが手厚く行われている可能性があります。
障害者を積極的に雇用している会社については、県が運営しているホームページなどでもチェックすることができますので、気になる方は確認しておくといいでしょう。
サービス業に限らず、様々な障害者を積極的に採用している企業の情報をチェックしておきましょう。

◆福祉系のサービス業
福祉系のサービス業であれば、「医療・福祉」の項目と同じように、障害を持っている方を雇っている企業も多く存在するのが現実です。
資格を取得していること、あるいは将来的に資格を取得することが必要となるケースも見られますが、こちらも雇用の広い就職先として選ばれやすいと言えるでしょう。

障害者の方に人気のある職種としては、主に卸売業・小売業が目立つように思われます。
ただ近年では、サービス業や医療・福祉などへの就職率も伸びてきています。
自分がどのような仕事に就きたいのかを踏まえて、視野を広げて就職先を検討してみるといいでしょう。

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