精神障害者3級の手帳持ちが就職するにはどうしたらいいの?

今回の記事では精神障害者3級をお持ちの方の就職活動についてお話ししようと思います。

手帳の交付を受け、通院や服薬を通して症状をしっかりとコントロールしながら仕事に就きたい、長く仕事を続けたいと思う方も多いと思います。

「仕事のブランクがある自分が就職できるのだろうか…」
「また無理して再発するのも怖い…」
「障害のことは隠しておかないと就職は無理なのでは…」

と悩まれている方も多いのではないでしょうか?

私自身も障害者手帳を持ちながら就職活動をした経験を持つ一人です。同じ悩みを抱えて不安な日々を送ったことがあります。

そんな方におすすめなのが就労移行支援の利用です

就労移行支援を利用されて、実際に手帳を持っていたり、精神疾患を抱えていても、様々な企業で就労を続けている方が多くいらっしゃいます。

今回は自分の望む未来を形にすること。その上で精神障害者3級の手帳をお持ちの方が就労移行支援を利用して就職するにはどうしたらいいのかをお話します。

生活から整えよう。自分らしい生活リズムを手に入れる。

就労移行支援の一番のメリットとしてあげられるのが「生活リズムを整えることができる」という点です。

就労移行支援では基本的に平日9時から17時のように企業と同じリズムでプログラムが組まれています。

この時間を守りながら、様々なプログラムを通して、まずは就労時と同じ生活リズムを手に入れることから始めます。

通所に関しても、週2日からOKなので、障害者手帳をお持ちで服薬や通院を定期的に行いたいという方でも無理なく通い始めることができます。

利用開始〜就労復帰までのノウハウがある。

就労移行支援ではいくつかのステップを踏んで就労を目指していきます。

まずは生活習慣の改善を目指します。精神疾患をお持ちの方は薬の副作用などがあり朝が辛かったり、活動を一定にすることが難しい方もいらっしゃるのでないでしょうか?

私自身も薬の副作用で仮眠がひどかったので、最初は通所が不安定になり、もうやめてしまおうかと悩んだ経験があります。

そんな方でも、医師との相談や、施設との連携を通じ服薬の調整や通所の間隔を調整することで無理なく通所を始めることができます。

次の段階として、課題の把握などがあります。

就労復帰に向けてどのようなことに取り組みたいのか。自分自身の苦手や強みは何かについて洗い出していきます。

またこれらの課題、強み、苦手なことを洗い出すために、訓練プログラムを受けていきます。

これらのプログラムも安定して受けることができるようになると、実際の就職に向けて動き出します。

現状から就労へのスムーズな移行

このように就労移行支援では障害者手帳をお持ちの方が、実際の就労の生活リズムを取り入れるためのメソッドがしっかりとあります。

これは就労してから継続して働くことを目指すという目的のためです。

無理のない継続的な就労を実現するためにも就労移行支援は有効だということが言えます。

個別支援計画で自分のペースを把握しよう

就労移行支援では、利用者全員に個別支援計画という計画を作っていきます。

これは、利用者一人一人の再就職に向けた今後の活動を、計画に落とし込んだものです。

どのような課題があって、どのようなプログラムが必要なのか。それらを1〜3ヶ月ごとの面談を通して計画を随時更新していきます。

自分らしい通所を実現

これらの個別支援計画に沿って通所を行い、就労に向けた活動を行なっていきます。

この計画の中にはストレス対処のヒントを掴むために疾病の理解を深めるプログラムなども用意されています。

手帳をお持ちの方の就職活動では、これらのストレス対処も大きな課題となってきます。

就労前から、これらのストレスに対する自分なりの対策を持つことで、就職活動〜就労までの流れを無理なく実行し、自分らしい就労を叶えることができます。

私も個別支援計画をなんどもスタッフの方と見直しながら、就労に向けて通所を続けていました。

スタッフの方は自分のことのように親身になって、私の話を聞いてくれて「寄り添う」視点で計画を一緒に考えてくれます。

このように就労移行支援を利用することで、自分が一番無理なく就労できる流れを事前に把握し身につけることで、障害者枠での就職をする上で叶えたいビジョンを明確にしながら就労することができるのです。

就職活動中も万全のサポート体制。もう一人で悩まない。

障害者枠での就活において一番の課題となるのが孤独に関する部分です。

ハローワークや、専門の就職サイトなども増えていますが、それでも自分について一人で考えるという部分が多くあると思います。

就労移行支援ではこれらの悩みについても解決することができます。

二人三脚での就職活動ができる

応募書類の添削はもちろんのこと、利用者同士での交流も1つのメリットと言えます。

就労移行支援のプログラムの中には、就活に関する価値観を利用者同士で話し合うプログラムもあります。

これらの価値観を共有する中で、障害者枠で就職する際にどんな基準を持っているのか、またどのくらいのペースで応募しているのかなど具体的な相談をしながら、お互いの価値観を共有することができるのです。

また具体的な活動としては、応募書類についても利用者同士でフィードバックをしあうプログラムなどもあり、模擬面接についても、ロールプレイ形式で自分が面接官をすることもあります。

これらのプログラムを複合的に行うことで、「客観的視点を持ちながら、一人ぼっちじゃない就職活動」を実現することができるのです。

私も新卒の時は一人でやっていた自己分析を、スタッフの方や利用者の方とのコミュニケーションを通じてやっていけたことがとても助かり、面接にも自信を持って向かうことができました。

このように就労移行支援を利用すれば、自己分析〜面接・内定までを同じ障害者枠での就職を目指す仲間とともに歩むことができます。

一人での就活はもう終わり。

いかがでしたでしょうか?

就労移行を利用すれば、孤独になりがちな障害者枠の就職活動も仲間とともに進めることができます。

もう一人きりでの就職活動はやめて、あなたも仲間とともに自分らしい働き方を見つけてみませんか?

就労移行支援では、いきなり利用ではなく施設の見学から始めることができるのでまずは気軽に問い合わせてみてください。