【一般転職】現役11年の動物看護士に聞いてみた!!動物病院は「3K」って本当!?

【職業/年齢】

動物看護師/34歳

【勤めて何年?】

勤めて11年が経過しました。

【給料について(総支給、手取り、賞与など)】

初任給は総支給で16万、手取りで12万円ほどでした。

それから少しずつ昇級し、現在11年目では総支給24万、手取りで20万弱です。

賞与は年2回、給料1ヶ月分ですね。

【動物看護師に就いたきっかけ】

物心ついた時から動物が大好きでした。

親には動物を飼うことを反対されていましたが、小学四年生の時に貯めたお小遣いやお年玉をはたいて、近所のペットショップで売れ残って安く売られていた犬を買ってきたほどでした。

高校生になり自分の進路に悩んだ時、自分の好きなことってなんだろう?とずっと考えていましたが、動物以外に興味があることがなにも見当たりませんでした。

そこで、トリマーや訓練士、動物看護師の勉強が出来る専門学校を見つけ、進学することにしました。

就職に関しては、専門学校の就職相談課に多数の求人票があり、そこから自宅付近で条件に合う病院を探しました。

その後、研修させてもらい、内定をもらうという流れで動物看護士になりました。

【動物看護師になるには?必要な資格はある?】

国家資格はまだないので、特に必要な資格はありません。

しかし、専門学校卒業生であることが求められることが多いですね。

また、認定看護師資格をもっていると就職に有利です。

トリミングもしたい場合はトリマーの資格があるので、取得しておくと有利ですよ。

【仕事内容】

病院によってさまざまですが、基本的には獣医師の診察の補助として動物を保定したり、入院動物のケアが主な仕事です。

あとは受付業務、調剤、手術の助手、血液検査など各種検査、ペットフードや薬剤の在庫管理、会計、院内の清掃など多岐にわたります。

ペットホテルやトリミングが併設されている場合は、預かりの犬猫のお世話や散歩、シャンプーしたりすることもあります。

【仕事のやりがい】

具合の悪かった動物が元気になった時は本当に嬉しく、やりがいを感じます。

さまざまな動物が来院するので、自然と笑顔が多くなり癒しをもらえますね。

また、飼い主様の喜ぶ顔を見れたり、感謝して頂くことが多いのも嬉しいです。

多くの病院では、トリミングやペットホテルを併設していますので、トリマーの勉強もしておけば、シャンプーしたりカットすることも出来ますし、お預かりの子を運動の為に遊ばせたりお散歩に連れて行くこともあります。

「これは仕事でいいのかな?」と思うくらい、癒される時間を過ごせますね。

また、帝王切開でとりあげた仔犬や仔猫が成長して来院すると、我が子のような感覚になり涙が出ます。

【仕事の大変なところ】

病院ですので、もちろん目を背けたくなるようなひどい状態の動物も多く来院します。

あまりに動物愛が強いと、ショックで辞めてしまう子もいます。

また、飼い主さんの性格によっては怒鳴られたり、ひどい言葉を投げつけられることもあります。

この仕事は、いわゆる「3K」です。

「きつい・きたない・給料が安い」 ことが多いです。

自分の体重と同じくらいの大型犬を、髪を振り乱しながら抑えなくてはならない場面もありますし、下痢や嘔吐は日常茶飯事なので汚物の処理で全身臭うこともあります。またお給料も、一人暮らしするにはキツイお給料のところが多いかと思います。

【こんな人は向いているかも】

当たり前のことですが、まず第1に動物が好きなことです。

動物が好きで、動物や飼い主さんの為に役に立って働きたいと思う気持ちが大切です。

また力仕事が多いので、体力に自信のある人、薬剤量を計算する場面もあるのである程度計算能力のある人、手術に立ち会うこともあるので、血や臓器をみても大丈夫な人(手術中に貧血を起こす研修生がとても多いです)、人の気持ちに寄り添える人、スタッフとコミュニケーションをとり、情報を共有できる人が求められると思います。

また、院内感染を防ぐために清掃作業をしっかりする必要がありますので、掃除が得意な方は喜ばれますね。

【仕事の将来性】

現在では、動物看護師の国家資格はありませんが、さまざまな団体が取り組んでいますので、いずれ国家資格になると言われています。

国家資格になった時には、今より動物看護師の地位が向上し、お給料がアップしたり、より責任ある仕事を任せてもらえるようになるでしょう。

近い将来、人の看護師と同じような扱いになる日がくると思います。

また、動物を飼育する家庭は年々増加傾向にあります。

高齢化の方は、より動物から癒しを求めている場合も多く、ペットの数はまだまだ増えていくでしょう。

動物を我が子のように思う飼い主さんが増えてきていますので、もし病気になった時も高額な治療を望んだり、健康維持のための健康診断や病院での定期的なケアなど、お金を沢山使われる方も多いです。

そういった意味では、この業界はしばらく安泰かと思います。

動物病院自体も年々増加しており、求人サイトをみると多くの動物看護師募集を見つけることができます。

就職する病院によっては、相性の違いはあるでしょう。

「自分には、ここは合わないな…」と思ったら退職しても、すぐ再就職先は見つかるはずです。

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