【医療で手に職】現役9年目の診療放射線技師が仕事の「やりがい・将来性」を語る!!

「職業/年齢」

私は30歳の診療放射線技師です。

一般の方のイメージではレントゲン写真を撮る人という感じでしょうか。

主に、病院、診療所、クリニックなどで医師の指示に従い放射線を用いた機器を使用し検査、治療を行う職業となります。

「勤めて何年?」

診療放射線技師として勤め始めて9年になります。

今の職場は2か所目の病院です。新卒で3年勤めて、今の病院に移ってきました。

立ち位置としては後輩の指導にあたる中堅になります。

「給料について」

給料は総支給額が月額28万円で手取り22万円程度となりボーナスを含んだ年収でいうと370万円ほどなります。

個人的な給与としては診療放射線技師の中では少ない方だと思います。

放射線技師の同世代でみると年収は390~490万円、月額の手取りは30万円、ボーナスは年額で120万円となっているようです。付け加えておきますと、病院の規模によって給与は大きく上下しますので、中央値はあまり参考になりません。私より低い給与の診療放射線技師ももちろんいます。

「診療放射線技師になったきっかけ」

この仕事に就いたきっかけですが、病院で働こうという方向性は学生時代からなんとなく抱いていました。

知り合いに診療放射線技師として働いている方がおり、診療放射線技師は、さまざまな医療機器を操作し、撮影法がたくさんあったりと興味を持つ内容が多かったため目指してみようと考えました。

「診療放射線技師になるには」

診療放射線技師になるには厚生労働省の定める国家試験に合格する必要があります。

診療放射線技師の国家試験は、毎年1回行われており基礎医学大要という医療業種共通の科目から放射線物理学やX線撮影技術学などの放射線技師専門の科目まで14科目全200問の試験をおよそ6割正解することで合格することができます。

また0点の教科が2科目あると不合格になったと記憶しています。

合格率は年によって波がありますが、おおよそ7割程度となります。

あくまできちんと履修できているかの確認試験なので専門の教育機関で平均以上の成績を収めることができていればまず合格できる試験だと思います。

「仕事内容」

放射線技師の仕事は病院、診療所だけでなく、原子力発電所や医療機器メーカー、研究機関など多岐に渡ります。

私は病院に勤めていますので今回は病院での放射線技師の仕事内容について説明します。

放射線技師が扱う機器は一般撮影、骨塩定量、透視、CT、MRI、核医学、放射線治療など専門性の高い機器が存在します。

すべての検査に自ら携わるのではなく、病院規模、放射線技師人数によって、ローテーションになっていたりと集中して専門性の高い業務を行うことができるように工夫されています。

また、救急告示をしている病院などは、当直やオンコールでの呼び出しなど、業務時間外でも緊急で呼び出しがある体制をとっています。

使用するそれぞれの機器が使用している放射線の種類(X線、ガンマ線、アルファ線及びベータ線)は異なるので、使用方法、法律が細かに決められています。

また、検査に使用する放射線の量が本当に適正なのか、余計な被ばくを患者に与えていないかを適正化し、評価していくことも大切な仕事となります。

「仕事のやりがい」

大変な仕事ではありますが、その分やりがいは大きいものがあります。

検査に来た患者さんに病気が見つかり、その治療経過を観察し、完治して帰っていく患者さんにありがとうと声を掛けられると頑張っていてよかったなと思います。

患者さん病気が正しく診断され、治療が正しく行われるための一つの重要なピースに自分が工夫した検査が生かされることがなによりやりがいです。

「仕事の大変なところ」

大変なことは体力的にはやはり当直やオンコール体制など不規則な勤務ではないでしょうか。

普段から自己管理をしっかり行い自分が健康でいなければなりません。

精神的には、緊迫した時間が長く続くことが大変かなと思います。

検査中に病態が急変しその場で救急処置を行わなければならない状況も考えられますので、常にいろいろな想定を行いながら業務にあたらなければなりません。

「こんな人は向いてるかも」

仕事に対する積極性がある方はこの職業に向いていると思います。

他人よりやるべきことをやっているからそれに相応した報酬が得られて当然です。

積極的に仕事をしていきたい方は、放射線技師としての勉強もできますし、遠慮して発言できずに患者さんに不利益をもたらすこともないと考えます。

現場では患者さんに一分一秒でも早く正しい治療を行う為にスムーズに検査を行います。

そのために、患者さんが検査に来る前から状況を整理し、複数の考えられる選択肢を持って検査に臨んでいきます。

このときに、自分の意見を持っていないと自信を持って検査を行うことができません。

「仕事の将来性」

放射線技師の将来性ですが、医療機器は今もなお驚くスピードで進化しています。

今後も、放射線技師の専門性は検査ごとに高まっていくと考えられます。そうなると全体をマルチにこなせるスタッフというよりも、専門の知識を深めていくことが個人に強く求められるようになります。

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